シャーロット俳句勉強会- 1月度作品抄~2022
俳句と父の思い出 私が俳句を初めて教わったのは夫の父親からであった。父は75歳から20年間 俳句に没頭し、多作多捨を実践、また、これを指導の柱とされた。故郷の佐渡を こよなく愛し、生涯佐渡を離れることは無かった。 アメリカで俳句を始めて先ず戸惑ったのは、沢山の読めない漢字に出会ったことで あったが、辞書で確認していく中で日本語の奥深さを知る事にもなった。 アメリカ時代を過ごした家の庭の一角に小さな句碑がある。 犬を抱く玩具のごとき白夜かな 政春 俳句を考える時、いつも浮かぶ風景と父への思い出です。 桜子
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