シャーロット俳句会 ~2016年2月作品集〜Charlotte, North Carolina

☆Charlotte Haiku Group (Japanese poetry) February,2016 report☆

シャーロット俳句勉強会〜2月度作品抄〜

海外会員の作品

寒牡丹年ふるごとに凛として       未来

うすらいや朝日の中を急ぎけり      未来

初茜見慣れし庭のモネ風情        未来

山焼きや窓越し遙か炎立つ        花水木

梅の花今か今かと待てにけり       花水木

観梅や乙女の頃の声集ふ         花水木

旧正やあれやこれやと羅漢斎       三日月

寒明けやケーキ焼けたる気配あり     三日月

のどけしや窓辺の猫のたぢろかず     三日月

友を呼ぶ梅一輪の出合ひかな       精孝(*)

初めての糠漬け大根妣に供え       精孝

豊作の願ひを込める落葉敷き       精孝

 

シャロット会員の作品

四隅まで筆をなでゐて水ぬるむ      きなこ

春の歌たをやかに心流れゐる       きなこ

木漏れ日の林をぬけて水うらら      きなこ

玄関に姉しのばるる春日傘        由美

あの頃の心の旅よ春ショール       由美

幾たびも母と並んで浅蜊汁        由美

窓越しの沈丁の花咲きにけり       イサ子

冬うらら窓を背にする読書かな       イサ子

薄氷を踏むつど出来るパズルかな     イサ子

米を研ぐ窓辺にゆれる迎春花       かずみ

春物を選びあぐねて遅刻せり       かずみ

湖面にて静かに揺れて山椿        かずみ

子の歌ふ終わることなき手毬唄      一広

勝独楽の意地を貫くひとひねり      一広

山里の十戸あまねし初明り        一広

 

(*)友を呼ぶ梅一輪の出合ひかな   精孝

この句の面白さは、友を呼んでいるのは主人公の人ではなく、梅一輪に誘われて友が来てくれたと言う再会の喜びが感じられるところにあります。簡潔で短かい17音字の中に春の楽しさが伝わってきます。

 

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連絡先
Kazu Suzuki
ka.yariho3182@gmail.com