『日本語でヨガ〜肩こりとホルモンバランスを整える』〜４月レポート

４月のレッスンテーマは「肩こりとホルモンバランスを整える」でした。見事に参加者全員が子育て中のママで、肩こりとホルモンバランスの崩れと長くお付き合いしている様子（笑）。

授乳や長時間子供を抱っこすることで起こる姿勢の崩れと慢性的な肩こりを解消するために、肩甲骨と肩周りをしっかり動かしました。また骨盤を正しく開いて血流を良くし内分泌腺を刺激するポーズをたくさん練習しました。

今回は少々きつかったようで多くの方がレッスン後も筋肉の震えが止まらないと苦笑いしていましたが、「疲れたけど不思議とエネルギーが漲っている」「すごくスッキリした」「家で復習したいからポーズの名前を教えて」と嬉しいレビューもいただけホッとしています。

“Yoga is the perfect opportunity to be curious about who you are.”

「ヨガは自分に興味を持つ最高の機会だ」と大好きな先生が言っていました。今日のヨガレッスンはまさにそれを感じるレッスンになりました。

生徒さん達はまず呼吸法で自然な呼吸がいつも均等ではないことに気付き、普段注意を払わない身体の部位に意識を向け動かすことで自分の苦手な体勢や身体が左右対称でないことを知りました。

私もヨガを始めて自分の身体が後ろ重心で、利き腕側が反対側に比べてとても強く、柔軟性も違うことに気が付きました。それで足のむくみや顔のゆがみの原因がわかりました。

１０年以上ヨガの練習をしている今でも、ヨガを通して新しい自分を発見します。今日のレッスンは自分の思考の傾向を知るいい機会となりました。実はティーチングでシークエンスの左側の流れを飛ばしてしまったのです。気が付いた時には既に違うシークエンスを右側で始めてしまっていたので戻れず…レッスンをしながらも頭の中はパニックに！

本来は過去や未来に意識を向けず「今」に集中して、今やっているシークエンスをしっかり教えることに専念すべきでした。なのに頭の中はいろいろな考えが飛び交って焦ってしまったのです。きっと生徒さん達も私の心の迷いを感じ取って、クラスの士気を下げてしまったでしょう。大反省です。

長年ヨガを練習する私にとってもティーチングは全く違う新しい世界。まだまだ壁は厚く難しいですが、そんな私にヨガを教える機会をくれるトランアングルエリアの皆さんには本当に感謝しています。ヨガ教室を開催するために協力してくれている仲間達にも感謝の気持ちでいっぱいです。