1/29 スタート!〜Tax Refundシーズン: 確定申告 2018

今年もこのシーズンがやってまいりました!『確定申告』のことをアメリカではタックスリファンド(Tax Refund)と言います。

日本と異なり、アメリカでは税の申告、納税は個人の責任です。アメリカで働く居住者は、州(State)と連邦(Federal)に対して所得税(Income TAX)を納めなければいけません。

日本では、会社勤めをしていると、雇用主が年末調整という形で納税を済ませますが、アメリカでは個人が申告書を提出します(タックスリターン)。フロリダ州など一部の州では州の所得税がありませんが、例えばノースカロライナ州で収入を得た場合、州と連邦の両方への申告書提出義務があります。2017年分の申告は今月1月29日にスタートし、締切は今年の4月17日です。1月に入ると働いたところや銀行から「W-2」や「1099」などの書類が届き、それらをもとにそれぞれが税金の計算をします。

アメリカでは、多くの人が最初に税金を多めに支払い、新年度に前年度の過納税分が戻ってくることを期待している人が多いようです。クリスマスでお金を使いすぎて、この時期に支払いをスタートする人たちが多いのは、この税金の返金を期待している方が多いからでしょうか?

フリーランスで仕事をしている人などは、予定納税が十分でない場合が多く、税金の支払い義務が生じることがあるので、会計士(CPA)と税金対策をした方がいいかもしれません。なお、複数の会社に勤務している場合や、前年に転職した場合などは、収入を得たすべての会社からの「W-2」や『1099』が必要です。*個人事業主は、取引相手から受け取る「Form 1099」で収入を申告します。

もっと詳しいTax Refundの仕組みを知りたい方はネットでもたくさん情報が見つかりますので調べて見てください。

こちらにいくつかの『自分でできるTax Refundの方法』をご紹介します。

 

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また、ご自分で申告されない方はお近くの税理士事務所に行ってやってもらうこともできますが、もちろんFeeがかかりますのでご注意ください。

電子的に申告を提出すると(e-tax filing/ e-file)数日以内に返金の振込みがある場合が多いですが、平均してfedera tax refundの方がstate tax refundよりも早いようです。state tax refundは数週間かかることもありますので慌てないで待ってください。

早めに税金の申告をして、4月になって慌てないようにしましょう。