サザンブリッジ主催『春のお茶会』リポート~久しぶりのソーシャルイベント

ノースカロライナ州では5/14/2021からマスク解禁となり、これは偶然だったのですけれども、ちょうどこの日にサザンブリッジ主催で少人数の『お茶会』が開催されました。

お茶のお点前をしてくださったのは裏千家の『明尾有美(Yumi Meo)』さん。日本では茶道歴約15年、専任講師の資格まで取得されたそうです。

有美さんは、昨年のコロナ禍真っ最中にご主人の仕事でアメリカ、ノースカロライナ州に引越しされてきて、そこで出会いました。毎日、オンラインで英語の勉強に励んでいて、

『今回は茶道を英語でアメリカ人に紹介してみよう』というということになったのです。

さて、やってきたのは4人のアメリカ人と、アメリカに長く住んでいる日本人の皆さん。みんな、日本には行ったことがあっても、きちんとお抹茶をいただいたことはない素人だったので本当にドキドキ、ワクワクしていました。

有美さんが最初に茶道の歴史やどのようなものかを簡単に説明してくださりお茶会スタート

なにしろ、茶道用のきちんとした道具もなくオフィスを日本風にテンポラリーにデコレーションしておこなったものですから、その辺はお許しください。

え?何これ?と思われるかもしれませんが….できる限り頑張りました

そして有美さんの着物姿とお点前のお作法で本当に素晴らしい、『お茶会』ができました。

皆さんからも次のような感想をいただきました。

  • ゆみさんの”茶道”の説明がとてもわかりやすくて良かった。
  • お茶は、思ったほど濃くなくて、飲みやすく美味しかった。(私も、お抹茶には薄茶と濃茶があることを知りませんでした。今回は薄茶だったのですが、飲みやすくてお代わりまでしてしまいました!)
  • 茶碗も味わいがあって、とても素晴らしいと思った。
  • 茶道の歴史や由来は興味深く、もっと知りたいと思う。

今まで日本できちんとしたお道具で茶道を習っていた有美さんにとっては、何もなくて大変だったと思いますが、参加されたみなさんは、彼女の優しい茶道レッスンで、日本の『茶道』というものを少しでも理解でき、日本の『茶道』という文化を

How wonderful!

So peaceful!

Great culture!

とべた褒めでした。

茶室の中にはかけ軸やお花が必ず飾られていること….(季節の味わい)

それぞれのお茶碗にも意味があること…..お茶碗の歴史を知るとさらに深く味わえる)

……..茶道とは、なんて奥が深いのだ〜と驚くとともに、日本の文化に敬服です。

本当に長い間、コロナの影響でこのようなイベントが行われず悲しかったのですが、今日は久しぶりにソーシャルなイベントが開催できてとても嬉しかったです。

有美さん、お疲れ様、そしてありがとうございました!

(サザンブリッジスタッフ:ゴティ英子)