アメリカ、ノースカロライナ州〜夏、外出時には要注意!

Out door safety note in NC

花粉の季節もようやく終わり、だんだんと過ごしやすくなってきました。
美しい四季のあるノースカロライナ州に住んでいて本当に良かった!と心から思えるこれからの数週間〜気持ちの良いこの時期にはハイキングやピックニックへ行かれるご家族も多いようです。

さて、まだまだ自然が多いこの地域では、外で遊ぶ際に注意をしなければいけない点が多々あります。自然の中では、蛇、アリの巣、ツルの葉などに十分気をつけ、家に入る前には、お子様やペットが何かに刺されていないかを確認しましょう。

強い日差し

アメリカの日差しはとても強いです。お子様が外に出る時は日焼けどめと熱中症対策として帽子やこまめな水分補給に気をつけましょう。

日焼けどめの後は虫除け。こちらの蚊は服の上からでも刺してきます。最近ではバックヤードの蚊を退治するサービスもあるので、お子様がバックヤードで遊ぶことが多いご家族は利用価値がありそうです。

Tick ティック(マダニ)

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大型ダニで動物などに寄生吸血します。病原菌を持っているので気をつけて下さい。

自然の多いところに行った後、手遅れにならない前に体をチェエクしましょう。目印は痒みを伴う小さな黒いかさぶたです。噛まれた後の時間によってマダニの大きさが大きくなっていきます。tickは上手に抜かないと頭の部分が取れて、一部が皮膚の中に残ってしまう場合もあるので、見つけたらすぐに皮膚科に行きましょう。もし、ダニが取れてしまった場合は、ダニもジップロックに入れて皮膚科に持っていきます。

 

ファイアーアント(毒アリ)

fireant日本のアリとは違い、毒性の強いアリです。手で触ることはもちろん、危険ですし、刺されるとアレルギー反応(穴フィラキーショック)を起こすことがありますので、要注意です。気持ちが良いのですが、芝生やフィールドでは素足で歩くことは危険です。盛り上がった巣穴を見つけたら、近くを通るのをやめましょう!

 

Poison Ivy & Oakポイズンアイビー&ポイズンオーク

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名前の通り、毒性を持つ植物です。ツルのように木に巻きついている場合もあれば、草むらに茂っています。触ると皮膚がかぶれ、強烈な痒み、ひどい場合には全身に発疹を引き起こします。触ってしまった場合はすぐに石鹸で洗い流すこと。市販薬でポイズンアイビー用の薬は購入できますのが、痒みがひどい場合には皮膚科に行くことをお勧めします。

 

IMG_2865ノースカロライナには蛇が生息しています。黒蛇は問題ないのですが、copperheadなど模様があると毒蛇かもしれませんので、噛まれた場合は病院に行ってください。決して草藪に入らないこと。またパインストロー(Pine straw)がよくガーデニングに使われていますが、パインストローと地面には隙間があり、何が生息しているかわかりませんので、パインストローの上は歩かない様に注意してください。